今回は山口県防府市(ほうふし)にある、東大寺別院阿弥陀寺(あみだじ)をご紹介します!
紫陽花が有名ですが、紅葉の季節も綺麗ですよー
東大寺別院阿弥陀寺の基本情報
名称 | 華厳宗 東大寺別院阿弥陀寺 |
住所 | 山口県防府市牟礼坂本1869 |
電話番号 | 0835-38-0839 |
駐車場 | 入口付近に無料駐車場あり |
入山料 | 無料(アジサイまつりの期間は除く) |
宝物館は阿弥陀寺本堂の奥にあります。
- 国宝の鉄宝塔(てっぽうとう)・重要文化財の重源上人(ちょうげんしょうにん)座像あり
- 東大寺再建にまつわる資料あり
- 拝観には前日までに要予約
- 拝観料大人400円/中高生200円/小学生以下無料(30名以上であれば団体割引あり)
東大寺別院阿弥陀寺の歴史
平清盛の命令で焼き討ちされた東大寺を、後白河法皇の許しを得た俊乗房重源(しゅんじょうぼうちょうげん)がリーダー(東大寺大勧進職)となって復興します。
復興の起点として各地に別所を作りますが、その別所のうちの一つが周防(すおう)=防府市の阿弥陀寺です。
周防国(防府市)から切り出した巨木は東大寺の復興に使用されています。
アジサイまつりが有名です
あじさい寺とも呼ばれる阿弥陀寺では、毎年6月にあじさい祭りが開催されます。
期間 | 6月1日~30日 |
入山料 | 大人200円/中学生以下無料 |
株数 | 80種400株 |
サウナ―必見!石風呂体験ができます
阿弥陀寺では月に一度、石風呂を体験することができます。
基本情報は以下の通りですが、ご訪問の前に確認なさってくださいね。
- 毎月第一日曜日(1月は第二日曜日)11:00~19:00
- 料金は300円(薪代)
- 持ち物:タオル/着替え/水分補給のための飲み物
- 着衣のまま入ります
- 最高室温100度超
- 簡単なシャワーあり
少数の保存会の方が運営されています。有志の方が増えると良いのですが……
東大寺再建のために働く人夫たちを癒すために重源上人が作ったとされています。
石菖(せきしょう)と呼ばれるショウブ科の多年草が炊かれており、独特の香りがします。
石菖の根茎には、鎮痛・鎮静作用があると言われています。
かわらけ投げってご存知ですか?
かわらけ=素焼きの土器だそうです。
歴史ドラマがお好きな方、武将が戦の前に必勝を祈願して杯を地面に投げつけるシーンをご覧になったことがあるのではないでしょうか。
かわらけ投げはそういった戦勝祈願を起源とし、江戸時代には庶民の間でも遊びとして流行しました。
お花見の座興としても楽しまれたようです。
その後祭礼などと結びつき、東大寺別院阿弥陀寺では厄除け・願掛けとして参加することができます。
本堂玄関に置いてあります。
ペンも備え付けてあります。
専用の舞台がありますので、舞台から『福輪』と呼ばれる輪っかの中を通るようにかわらけを投げます(結構難しい)。
ゲーム感覚で楽しめるので、是非トライしてみてくださいね。
歩きやすい服装でお越しください
本堂までの道は石階段で、意外と険しいので歩きやすい靴と服装をお勧めします。
特にアジサイまつりの期間は梅雨時期ですので、濡れた石段は注意が必要です。
コメント